これまでのあらすじ:
 新築に合わせて導入したパナソニック「創蓄連携システム」。しかし設定の不備か機器の問題か、本来コントロールを司るスマートHEMSから「蓄電池」の情報が確認できない。
 パナソニックの技術の方が来て色々調査したがこれといった原因が見当たらない。これはアレか?初期不良なのか?


 まあありがちよね初期不良。というかのっけにテレビアンテナ(とゆーかブースター?)の不具合があってテレビが映らなかったとかもあったし。と言うか有線LANポートのある部屋の数分未満のポートしかないHUB入れてやがるとかもあったし。なんかパナホーム電気系統のチェック、というか考え方甘くね?

 さておき、一応調査した限りでは設定上の問題は無い様子なので、パワーステーションやAiGES側の基盤の初期不良を疑ったのが前回の話。
 で、今月半ば頃にまた別の技術の方を連れて対応に来たわけですが、今回はパナソニックでも単に技術サポートではなくパワーステーションの開発や蓄電池の開発を行ってる関連会社の技術の方が直接いらっしゃいました。大阪とか愛知とかえらくあちこちから。いやはや単なる個人住宅なのに恐縮なことです。

 で、あーでもないこーでもないと調査。しかしさすがにホントの意味での専門職。アレが違うコレがおかしいソレは問題ないと的確に詰めていき、結果として一部配線のミス、一部パワーステーション側の情報通信系基盤の不具合とゆー結論に落ち着き、配線の調整及び基盤交換を行った結果、よーやくスマートHEMSに「蓄電池」の項目が見えるようになりました。やたー。

 とりあえず「夜間充電して日中電力ピークが高い時に部分放電」を行う「経済優先モード」で稼働。大体夜中の0時~2時くらいにかけて充電し、天気の良い平日であれば太陽光発電が完了しつつ電力消費の増える16:00~19:00頃に放電しているのを確認。蓄電池の容量は4.6kwhだが、バッテリー寿命の問題から放電するのは最大50%程度なので実質使えるのは2.2kwh程度。これだとホントに電力使う時間帯は1時間も保たないくらいでしかないが、フルに使うわけではなくピークをカバーするように=ある程度は買電しつつ消費するのでまあ大体3時間程度カバーする様子。曇りの日とかで日中も使う場合は使いますが。
 そう考えると前回も書いたけど4.6kwhてな十分な量とは言えないですな。充電-放電のラグが無いと仮定して夜間と夕方頃の電気料を比較して計算すると、1ヶ月で良くても880円程度の経済効果しか無いことになる。充電池は100万単位の価格な上に劣化もあることを考えると、経済的な話に限って言えばさほど効果はないなぁ、と。もちろんエコやら停電時のバックアップやらの側面もあるので単純に金額比較しては無意味ですけどね。充電池には単独で補助金も出るし。とは言えせめて月に1000円程度の効果は欲しかったなぁと。リミッターである50%てな適正な値なんですかね?30%くらいまで使わせてもらえないんですかね?


 さて。
 配線を修正し、情報系の基盤を交換した結果、AiGESが受け取る「太陽光発電」の結果がそもそも別カラムの情報となってしまったようで、9末に入居してからとりあえず蓄積だけはされていた太陽光発電の情報がまっさらにされてしまいましたてへぺろ。なので計測開始は11月半ばから仕切り直し。真面目に1ヶ月の情報として蓄積されるのは来月からになりそうです。…これから冬にかけて電気使用量が上がる時期だとゆーのにw わかっていてもストレスがw

 ところでオール電化になって、そうではなかった古い家と昨年11月の電気代の比較をしてみたところ、お互い9000円未満でほぼ同等、若干新しい家の方が安い感じ。以前はコレに加えてガスやら暖房用の灯油(※11月頃はまだ使ってなかっただろうが)を考えると優秀な値ではないでしょうか。まあ日中は太陽光でカバーしてる量も少なからずあるので厳密に言えば電気使用量は増えているんだろうけれども。しまったな、金額ばかりに目が行ってて実際の使用量比較するの忘れてたw
 最も使うのが充電やらエコキュートが動いている夜間。次におそらく夕飯時期に使ってるのが響いているであろう朝晩。懸念してた一番高い昼間は太陽光も発電する時間帯のためかあまり使ってない様子。夜間の使用はどーしようもないので朝晩のピークをもっと削れれればなぁ。

2013-11-28 [日記]

これまでのあらすじ:
 家の新築に合わせて導入を決定したパナソニック「創蓄連携システム」。wktkで新居に入ったのも束の間、制御パネルである「スマートHEMS」に要である「蓄電池」の項目が表示されない!これでは蓄電池設定を変更できずに有効活用できない!どうするパナホーム!施工主はガカーリしてるぞ!w

 
 パナホームはあくまでハウスメーカーであるため、電気関係は各専門の業者に任せるしかない模様。なので今回の創蓄連携システムについては「パナソニック」の担当者を呼ぶことになり、先日パナホームの担当者、電気設備を請け負った業者、パナソニックの担当2名の計4名がぞろぞろとやってまいりました。
 …あーでもないこーでもないとあちこちいじり、一時はスマートHEMSに全く何も表示されなくもなったりのデグレを経由しつつ、とりあえず出た結論が「AiSEGパワー計測ユニットの初期不良かもしれない」とゆー曖昧なもの(苦笑)。
 おさらいすると、創蓄連携システムは太陽光発電及び蓄電池からの電気を一度「パワーステーション」で調整してから家庭用に流している。で、そこから計測用のラインが上記AiSEGパワー計測ユニットに繋がってて、その情報をスマートHEMSで見ることになる。しかるにパワーステーションとAiSEGパワー計測ユニットの接続は問題ない。通電もしている。でもAiSEG側でそれを検知できない。つーとまずはパワー計測ユニットの初期不良かなぁ?という流れ。
 もちろんパワーステーション側の不良もありうるのだが、あちらは計測以前に電力制御を行ってるのでそうそう取り替えるわけにもいかないし、とりあえず発電や充電はちゃんとできている。まずは簡単な計測ユニットを疑う…というのは当然の流れでしょうな。

 …つまりAiSEGパワー計測ユニットの代替品の納品待ちに入ったわけですが、正直納期が不透明すぎる。元々そんなに数が出てる品ではないだろうから下手をすると受注生産品の可能性すらありうる。「どれくらいで来ますかねぇ?」というこちらの問いに予想通り「さぁ…」という実に曖昧なお答え。

 しかしせっかくの蓄電設備をこれ以上遊ばせておくのはもったいない。設定変更は「スマートHEMS」から行うとは言っても、システムの構成上あくまで外部の操作端末、いわばリモコンでしかなく、本体でそれを設定するところもあるのではないか。「何かしら直接本体設定を変更する手段ってないんですかねぇ?」と尋ねて色々調べてもらった結果、パワーステーション本体に制御用のちっちゃい液晶がついてて(※屋内に設置されている表示ディスプレイとは別物)、そこから「経済優先モード」に設定を変更できたとのこと。その後しばらく様子を見てたら夕方頃から蓄電池の電気を流用してる事を確認。やたー。とりあえず意図通りに動けば表示はもーちょい後でもいいか、とじっくり納品を待つことにします。


 ところで。
 先日電気代の通知が来ました。新居に入ったタイミングのせいで半月分の数字なんだけども、とりあえず売電が買電を上回り、収支的にはプラスの結果に。やたー。そもそも実際の電気使用量自体がオール電化にも関わらずそれほど高くない。特に昼間の、一番単価が高い時間帯が数百円で済んでいるのが大きい。晴れてれば太陽光だけで十分お釣りがくるくらい発電してるのでその効果ですかね。その一方で一番高いのが朝と夕方の、単価が2番めに高い時間帯。発電してない時間帯で、しかもIHで調理してる時間帯ですからなー。
 しかしその時間帯の抑制こそ創蓄連携システム・経済優先モードの真骨頂(苦笑)。さて一ヶ月後の結果がどーなるか楽しみです。

 ちなみに創蓄連携システムのバッテリーは劣化を防ぐだめ、通常時は50%までしか使用しないよう制御がかかってるとのこと。確かに見てると50%前後で放電を停止しています。で、ワリとフツーの使い方をしてるとこの50%は一日で(というか夕方だけで)使い切りますな。仮に丸一日保たせるようにしたかったらもっと大容量のバッテリーが必要なんでしょう。そうね、50%までしか使わないというのを維持すると考えれば現在の5倍、約20kWhは必要でしょうな。さらにそこにエコキュート分とか追加しようと思ったら更に必要になると思われます。そしてそれを太陽光のみで充電しきれるようにすると考えたらそっちの設備も増強する必要があるでしょうな。完全なエネルギー自給の道はまだまだ遠そうです。

2013-10-22 [日記]

 実は家を建て替えました。

 私の家は私が生まれる前に建てられた元平屋で、私が子供の頃に増築で2F化、その後何度かのリフォームを経たものであり、ベースとなった家の築で言えば40年以上経過したものです。
 元々私の住む地域は区画整理等を予定しており別の場所への移転も予定されてたのですが、お馴染みの財政難とかで計画は遅々として進まず。先の震災で結構ガタが来たことも有り、且つ区切りの良い年だったこともあり、かつ同居してる母が「家建て変えようよー」と呪文のように繰り返したこともありw、今年頭に建替えを決意した次第です。

 建て替えるに当たり住宅メーカーを選ぶわけですが、なぜだか私はパナホーム一択でした。まあパナ物がワリと好き、近所でパナで建てた人がいて紹介してもらった、等々の理由はありますが、まあ色々流れに乗った、というのが最も近いかもしれません。

 さて、家を設計する段階で1つ構想としてあったのが「ライフラインの分割」、つまりは「オール電化にはしないぞ」という点。
 先の大震災の時に、古い家であるため当然電気とガス(プロパン)は分離されており、その為数日間の停電の際にもお湯と調理をすることだけは可能でした。ライフラインの分割は大事だなぁと。また原発事故以降、俺評価がどん底まで下落した東電に対し「ケッ、わざわざオール電化にして金払うなんてしてやるもんか」とゆー意識があったことも否めませんw

 そしてもう一つ「太陽光発電は入れたいね」。まあこれも大体は上で書いたのと同じ理由です。

 その他の条件は「まあ普通の家であれば良いや」という消極的なもの。というより「現在の設計思想と技術要件で作れば十分良い物ができるだろうさ」という、いわばマスプロダクトへの信頼によるものであり、「逆に個人の意思を下手に混ぜ込ませるとかえっておかしくなるんじゃないかな」という発想によるものです。


 さて設計が始まって1ヶ月ほど経過したある日。ふと業者の人が置いてった部材カタログみたいなのをパラパラとめくっていて目についたのが
   「パナソニック 創蓄連携システム
 一般的な太陽光発電設備は基本的に「発電している間だけ利用もしくは売電する」というものであることは、以前から太陽光入れてる人とかからの話でも把握していました。それなりの充電設備を揃えるのもお金がかかって大変だとも。
 この「創蓄連携システム」は太陽光発電や蓄電池、それらのコントロールユニットをワンパッケージ?化したもの。ん?これがあれば発電した電気をより有効に使えるし、停電時にもある程度電力を維持できるらしいのでガスを導入しなくても多少はカバーできるかも…?
 もちろん金額的にはある程度かかるが、ガス設備を用意することを考えれば、それにどーせ新築だしな!多少金かかってもあんまり変わんないよな!wを考えればコレは導入しちゃえとガイアが俺に囁いてると判断。しかもその後にコレの導入に補助金がつくことも判明し、次の打ち合わせで導入を打診。さっさと決定したのでした。


 ………それから9ヶ月の時が流れた………

 や、打ち合わせ等で数ヶ月、元の家の解体で1ヶ月、建築に3ヶ月で計9ヶ月程度なわけですが。3ヶ月でできるってな最近は速いですな。さすが工場生産のマスプロダクト。
 引っ越しは終わったものの物の片付けや新たに導入する家具とかがまだだったりでまだ本稼働には至っていない感じ。でも当然電気系統は稼働している………ハズだったのですが。

 パナホーム、というかパナソニック?の場合、太陽光発電システムを含めたそれらエネルギー管理に「スマートHEMS」という一連のシステムを用います。タッチパネル式のメインモニターがあり、そこから電気使用量やら発電量、売電量やらが見える仕組み。
 ところがこの「スマートHEMS」がつながってない。正確にはエネルギー全般を管理するメインユニット「AiSEG」と「スマートHEMS」の接続設定が済んでいない。担当の方曰く「無線LANに接続してインターネットに接続しないと使えない」的なことを言ってるのだが、この手のシステムでそこまで要件があるとは思えない、というかインターネット出れないと使えないとゆーのがどうにも腑に落ちない。まあそう言ったシステムもまれにないではないが。担当の方曰く「よく分からない。もしなんだったらパナソニックの技術を呼ぶ」とのことで、まあ最悪そうするしかないと思いつつまずは自分でマニュアルを読む。
 すると結局、無線LANで接続する必要があるのは「AiSEGのメインユニット」と「AiSEGの情報通知ユニット」であり、それは設定完了している模様。無線LANといっても宅内無線LANというわけではなく、いわば電話機の親機子機の関係。一方で済んでいないのが「AiSEG情報通知ユニットの『有線LAN』接続とIP設定」及び「スマートHEMS端末の『有線LAN』接続とIP設定」であることが判明。…まあ色々ややこしい接続であることは確かだが、その辺素人である顧客に丸投げなのはどうなんだろう、と思いつつもまあ宅内工事担当者にそこまでのLANの知識を求めるのも無理な話なのだろうか、と思いつつもじゃあ最初から分かる担当にやらせとけよと、まあ複雑な思いを抱いたわけです(苦笑)。
 なおこの段階でインターネットへの接続はできていなかった(※フレッツ光の工事が数日後の予定だった)のでまず「インターネットに出れる必要あり」というのは間違い。あくまで宅内LANでAiSEGとスマートHEMSが接続できればよい、と。またDHCP対応ルータの類もまだだったのでIPの自動取得もできなかったのだけれど、AiSEG側がDHCPがない場合特定のIPアドレスを自前で振ることがマニュアルに明記されていたので、スマートHEMS側はそれに対応するIPアドレスをテキトーに振って対応しました。なおその後フレッツ光用のDHCP対応ルータを接続し、AiSEGは自動的にDHCPでIP取得、スマートHEMSは手動設定を変更してDHCP取得に変更してIP取得する形に変更しました。

 さてやっと接続して見れるようになると確かに発電量が見えてwktkする。結構意外な時間帯、天気でも発電する一方で、ガンガン発電しそうな西日ではそんなに発電しなかったりと、太陽光発電の不思議を味わってる今日この頃。

 そして件の「創蓄連携システム」。
 創蓄連携システムを導入してると上記HEMSモニターに「蓄電池」の項目が出現し、電力利用の詳細を設定できるようになるとの事。例えば昼間は高額なオール電化向け電気料金を緩和するためにうまく蓄電池からフォローしつつ可能な限り売電する「経済優先モード」、同じく蓄電を上手く利用しつつ、太陽光は利用及び「充電」を優先する「エコ優先モード」などが選択できる、らしい。

 ………しかしHEMSモニター上に「蓄電池」の項目が現れない…orz
 モニター設定操作程度でなんとかなる話かなと思ったが、どうもその辺の接続機器関係はメインであるAiSEGのお仕事らしく、マニュアル曰く「表示されない場合は接続に問題がある可能性があります」とのお話。
 実は蓄電池ユニットはスマートHEMSとは別に専用のモニターがあり、それを見ると蓄電量は常に100%。どうも初期状態であるところの「常に満充電を図る」モードっぽく、つまり蓄電池そのものはちゃんと動いている様子。

 となると接続されてないのは情報通知系のみと推察。
 多分素人は手を出さないほうが良いと思われる「AiSEG用エネルギー計測ユニット」のカバーを開けてみる。…まあいかにも「電気設備」といった感じでIT系の技術とはまた異なる雰囲気はある中、ネットで落とした設置マニュアルを参考にとりあえず何か違和感あるところはないかと探ってみたところ、電気の流れそのものを管理する「パワーステーション」と接続されている所の確認用LED。本来正常であれば「点灯」となるらしいところが点いていない。これかなー。
 でもまーこれが単に通知系の情報だけがおかしいのかパワーステーション本体がおかしいのか、あるいはAiSEG用エネルギー計測ユニットそのものがおかしいのかは不明。とりあえずその情報だけ担当者に投げて、今週末パナソニック(パナホームではなく)の技術担当連れて確認しにくるとの事。
 
 …本来であれば上手く制御して多分昼間の売電量も抑えられてるハズなのに、その効果の程が分かるまでには今しばらくの時間がかかりそう。引っ越して約2週間、せっかく入れた機能の恩恵に預かれてないとか思うと釈然としないのは仕方ないでしょう。確かに創蓄連携システム自体まだそれほど世に出回っているわけではなく、実はこの界隈では私が初だったようなのですがw、だからといって不完全な形で入れて良いというわけではないでしょう。

 これから新築して創蓄連携システムを導入しようと思ってる方、とにかく担当によく確認しといた方が良いです。そして「あ、手に負えてなさそうだな」と思ったらシステム製造元の「パナソニック」(パナホームでなく)ときちんと連携して問題なく進めるよう強く進言した方がよろしいかと思います。
2013-10-07 [生活]