[0] パナソニック「創蓄連携システム」話:第0話「序章。がなかなか終わらない件」-[Id of Radiance ver.5]





■ パナソニック「創蓄連携システム」話:第0話「序章。がなかなか終わらない件」

 実は家を建て替えました。

 私の家は私が生まれる前に建てられた元平屋で、私が子供の頃に増築で2F化、その後何度かのリフォームを経たものであり、ベースとなった家の築で言えば40年以上経過したものです。
 元々私の住む地域は区画整理等を予定しており別の場所への移転も予定されてたのですが、お馴染みの財政難とかで計画は遅々として進まず。先の震災で結構ガタが来たことも有り、且つ区切りの良い年だったこともあり、かつ同居してる母が「家建て変えようよー」と呪文のように繰り返したこともありw、今年頭に建替えを決意した次第です。

 建て替えるに当たり住宅メーカーを選ぶわけですが、なぜだか私はパナホーム一択でした。まあパナ物がワリと好き、近所でパナで建てた人がいて紹介してもらった、等々の理由はありますが、まあ色々流れに乗った、というのが最も近いかもしれません。

 さて、家を設計する段階で1つ構想としてあったのが「ライフラインの分割」、つまりは「オール電化にはしないぞ」という点。
 先の大震災の時に、古い家であるため当然電気とガス(プロパン)は分離されており、その為数日間の停電の際にもお湯と調理をすることだけは可能でした。ライフラインの分割は大事だなぁと。また原発事故以降、俺評価がどん底まで下落した東電に対し「ケッ、わざわざオール電化にして金払うなんてしてやるもんか」とゆー意識があったことも否めませんw

 そしてもう一つ「太陽光発電は入れたいね」。まあこれも大体は上で書いたのと同じ理由です。

 その他の条件は「まあ普通の家であれば良いや」という消極的なもの。というより「現在の設計思想と技術要件で作れば十分良い物ができるだろうさ」という、いわばマスプロダクトへの信頼によるものであり、「逆に個人の意思を下手に混ぜ込ませるとかえっておかしくなるんじゃないかな」という発想によるものです。


 さて設計が始まって1ヶ月ほど経過したある日。ふと業者の人が置いてった部材カタログみたいなのをパラパラとめくっていて目についたのが
   「パナソニック 創蓄連携システム
 一般的な太陽光発電設備は基本的に「発電している間だけ利用もしくは売電する」というものであることは、以前から太陽光入れてる人とかからの話でも把握していました。それなりの充電設備を揃えるのもお金がかかって大変だとも。
 この「創蓄連携システム」は太陽光発電や蓄電池、それらのコントロールユニットをワンパッケージ?化したもの。ん?これがあれば発電した電気をより有効に使えるし、停電時にもある程度電力を維持できるらしいのでガスを導入しなくても多少はカバーできるかも…?
 もちろん金額的にはある程度かかるが、ガス設備を用意することを考えれば、それにどーせ新築だしな!多少金かかってもあんまり変わんないよな!wを考えればコレは導入しちゃえとガイアが俺に囁いてると判断。しかもその後にコレの導入に補助金がつくことも判明し、次の打ち合わせで導入を打診。さっさと決定したのでした。


 ………それから9ヶ月の時が流れた………

 や、打ち合わせ等で数ヶ月、元の家の解体で1ヶ月、建築に3ヶ月で計9ヶ月程度なわけですが。3ヶ月でできるってな最近は速いですな。さすが工場生産のマスプロダクト。
 引っ越しは終わったものの物の片付けや新たに導入する家具とかがまだだったりでまだ本稼働には至っていない感じ。でも当然電気系統は稼働している………ハズだったのですが。

 パナホーム、というかパナソニック?の場合、太陽光発電システムを含めたそれらエネルギー管理に「スマートHEMS」という一連のシステムを用います。タッチパネル式のメインモニターがあり、そこから電気使用量やら発電量、売電量やらが見える仕組み。
 ところがこの「スマートHEMS」がつながってない。正確にはエネルギー全般を管理するメインユニット「AiSEG」と「スマートHEMS」の接続設定が済んでいない。担当の方曰く「無線LANに接続してインターネットに接続しないと使えない」的なことを言ってるのだが、この手のシステムでそこまで要件があるとは思えない、というかインターネット出れないと使えないとゆーのがどうにも腑に落ちない。まあそう言ったシステムもまれにないではないが。担当の方曰く「よく分からない。もしなんだったらパナソニックの技術を呼ぶ」とのことで、まあ最悪そうするしかないと思いつつまずは自分でマニュアルを読む。
 すると結局、無線LANで接続する必要があるのは「AiSEGのメインユニット」と「AiSEGの情報通知ユニット」であり、それは設定完了している模様。無線LANといっても宅内無線LANというわけではなく、いわば電話機の親機子機の関係。一方で済んでいないのが「AiSEG情報通知ユニットの『有線LAN』接続とIP設定」及び「スマートHEMS端末の『有線LAN』接続とIP設定」であることが判明。…まあ色々ややこしい接続であることは確かだが、その辺素人である顧客に丸投げなのはどうなんだろう、と思いつつもまあ宅内工事担当者にそこまでのLANの知識を求めるのも無理な話なのだろうか、と思いつつもじゃあ最初から分かる担当にやらせとけよと、まあ複雑な思いを抱いたわけです(苦笑)。
 なおこの段階でインターネットへの接続はできていなかった(※フレッツ光の工事が数日後の予定だった)のでまず「インターネットに出れる必要あり」というのは間違い。あくまで宅内LANでAiSEGとスマートHEMSが接続できればよい、と。またDHCP対応ルータの類もまだだったのでIPの自動取得もできなかったのだけれど、AiSEG側がDHCPがない場合特定のIPアドレスを自前で振ることがマニュアルに明記されていたので、スマートHEMS側はそれに対応するIPアドレスをテキトーに振って対応しました。なおその後フレッツ光用のDHCP対応ルータを接続し、AiSEGは自動的にDHCPでIP取得、スマートHEMSは手動設定を変更してDHCP取得に変更してIP取得する形に変更しました。

 さてやっと接続して見れるようになると確かに発電量が見えてwktkする。結構意外な時間帯、天気でも発電する一方で、ガンガン発電しそうな西日ではそんなに発電しなかったりと、太陽光発電の不思議を味わってる今日この頃。

 そして件の「創蓄連携システム」。
 創蓄連携システムを導入してると上記HEMSモニターに「蓄電池」の項目が出現し、電力利用の詳細を設定できるようになるとの事。例えば昼間は高額なオール電化向け電気料金を緩和するためにうまく蓄電池からフォローしつつ可能な限り売電する「経済優先モード」、同じく蓄電を上手く利用しつつ、太陽光は利用及び「充電」を優先する「エコ優先モード」などが選択できる、らしい。

 ………しかしHEMSモニター上に「蓄電池」の項目が現れない…orz
 モニター設定操作程度でなんとかなる話かなと思ったが、どうもその辺の接続機器関係はメインであるAiSEGのお仕事らしく、マニュアル曰く「表示されない場合は接続に問題がある可能性があります」とのお話。
 実は蓄電池ユニットはスマートHEMSとは別に専用のモニターがあり、それを見ると蓄電量は常に100%。どうも初期状態であるところの「常に満充電を図る」モードっぽく、つまり蓄電池そのものはちゃんと動いている様子。

 となると接続されてないのは情報通知系のみと推察。
 多分素人は手を出さないほうが良いと思われる「AiSEG用エネルギー計測ユニット」のカバーを開けてみる。…まあいかにも「電気設備」といった感じでIT系の技術とはまた異なる雰囲気はある中、ネットで落とした設置マニュアルを参考にとりあえず何か違和感あるところはないかと探ってみたところ、電気の流れそのものを管理する「パワーステーション」と接続されている所の確認用LED。本来正常であれば「点灯」となるらしいところが点いていない。これかなー。
 でもまーこれが単に通知系の情報だけがおかしいのかパワーステーション本体がおかしいのか、あるいはAiSEG用エネルギー計測ユニットそのものがおかしいのかは不明。とりあえずその情報だけ担当者に投げて、今週末パナソニック(パナホームではなく)の技術担当連れて確認しにくるとの事。
 
 …本来であれば上手く制御して多分昼間の売電量も抑えられてるハズなのに、その効果の程が分かるまでには今しばらくの時間がかかりそう。引っ越して約2週間、せっかく入れた機能の恩恵に預かれてないとか思うと釈然としないのは仕方ないでしょう。確かに創蓄連携システム自体まだそれほど世に出回っているわけではなく、実はこの界隈では私が初だったようなのですがw、だからといって不完全な形で入れて良いというわけではないでしょう。

 これから新築して創蓄連携システムを導入しようと思ってる方、とにかく担当によく確認しといた方が良いです。そして「あ、手に負えてなさそうだな」と思ったらシステム製造元の「パナソニック」(パナホームでなく)ときちんと連携して問題なく進めるよう強く進言した方がよろしいかと思います。

2013-10-07 [生活]

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